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Manjaro LinuxはLinuxディストリビューションの一つである。Arch Linuxをベースとしており、デスクトップPCの初心者ユーザーをターゲットとした、 ユーザーフレンドリーなディストリビューションを目指している。 Arch Linuxと同様に、ローリング・リリースモデルを採用している。 == 概要 == ManjaroはArch Linuxと互換性を有しており、Archで特徴的なパッケージ管理システム(pacman)をそのまま使用することができる。 一方、デスクトップ環境がプリインストールされており、Archにおけるインストール及びデスクトップ環境構築に要する労力を省くことが図られている。 デスクトップ環境は公式にはXfce、KDEが提供されている。またコミュニティエディションとしてCinnamon、 MATE、 LXQt、E17等が提供されている。 Manjaroは独自のリポジトリを運用している。(Archの公式リポジトリにはアクセスすることはできない。) Archのリポジトリからソフトウェアのパッケージをコピーし、機能をテストした上でManjaroの公式リポジトリで提供している。 リポジトリにはunstable、testing、stableの3段階があり、unstableはArchのstableに概ね該当する。 stableの場合、Archと比較して2週間程度のパッケージ更新のタイムラグがある。 また、Arch User Repositories(AUR)も利用可能で、多数のソフトウェアパッケージをインストールすることが可能である。 Manjaro Linuxの独自の機能として、 * ハードウェアの自動検出コマンド(Manjaro HardWare Detection , mhwd) * 複数カーネルの取り扱いをサポートしたカーネル管理ツール(mhwd-kernel)、 * GUIによるパッケージ管理ツール(pamac、octopi) * グラフィカルなインストーラー(thus、calamares) 等がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Manjaro Linux」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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